中国、秦皇島市へ ホテルを7時10分に出発した女子日本代表チームは予定通り8時15分に成田空港到着し、定刻を少し過ぎた11時に離陸し、一路中国へと旅立った。14時に北京国際空港に到着しバスで試合会場の秦皇島市へと向う。 荷物をピックアップし、迎えのバスへと向うとそこへ用意されていたのは中型のバス。バスの中ほどにあるトランクにはほとんど荷物が積めないのである。選手、スタッフ個人の荷物と食料やテーピングなどを含めると荷物は50個近くになる。しかも、それぞれが大変大きいため、トランクには全体の半分も入りきらず、やむなくバスの座席や通路に置く羽目に。それでなくとも、代表チーム23名と現地スタッフ4名が乗り込めばほぼ席は埋まってしまう。よって座席下や通路にまで大きな荷物を置かざるを得なくなり、一度座ったら身動きが取れないほどの状態になった。 14時50分、この状態で約300km離れた秦皇島市へ出発。のどかな風景を車窓に見ながら、200kmほど進んだところで休憩を取ったが、バスを降りるのにも一苦労。通路の荷物をまたいでやっとのことバスを降りた選手は、各々縮こまった体を伸ばしていた。3時間といわれていたバスの旅は結局4時間かかり、19時にようやく宿泊するホテルへとたどり着いた。 ホテルでの歓迎 宿泊するホテルへようやく到着すると、チャイナドレスを着た従業員に花束を贈呈され迎えられた日本代表チーム。その様子を聞きつけホテル付近の住民の方々も見物に訪れ、歓迎ムードに包まれた。
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