アジアバスケットボール選手権大会 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2003年9月30日(土) @中国、ハルピン 前に戻る 次に進む
(大会第10日目)
今日の活動レポート

今大会8日目(日本チーム試合なし)。選手達は午前中フリー。12時から昼食をとる。15時30分練習を行うため、体育館へバス移動。今日の練習会場となる体育館は今大会初めて使う「人民体育館」。体育館自体は新しくはないが、1階・2階・3階に分かれて計4面ある。1階はバトミントンと卓球が行われていた。卓球の練習をしていたのは小学校低学年。しかし、練習の中身は本格的で、皆それなりに形になっており、卓球王国・中国の底辺の広さを感じた。

16:00〜17:00まで練習。菊地トレーナーの担当するウォーミングアップだが昨日とは違い、この後すぐにスクリメージに入ることから20分間の中で、ローギアからトップギアに持っていく内容だった。その後、スクリメージが20分間行われゲーム感覚を取り戻す為の内容となった。最後の20分は二人一組になって、自分のポジションに合わせたシューティング。そして、フリースローを行い、18:00に練習終了。

練習の終わりに、ヘッドコーチから「今日が今シーズン、このチームの最後の練習だ。あとは明日の試合に集中するよう心掛けてほしい。」と言葉があり、解散した。その後、選手が着替えなどをしている間、通訳の楠本氏がハーフラインからシュートを何度も試みる。それを見ていた下地ACがお手本を見せるといい、放たれたボールは見事にリングの中に吸い込まれた。いささか緊張気味だった雰囲気がその瞬間、解きほぐれチーム全体に笑顔が広がり、体育館を後にした。

本日の夕食は18:30。19:00からチームミーティングを行った。今日のミーティングもイラン戦のビデオを見て、相手の特徴を確認した。その後、解散となり23:00就寝。

今日のスケジュール
午前中フリー
12:00〜 昼食
14:30〜 テーピング
15:30〜 練習へバス移動
16:00〜17:00 練習 
17:00〜 ホテルへバス移動
17:30〜 ホテル到着
18:30〜 夕食
19:00〜 ミーティング
23:00〜 就寝
 
今日のコメント
パブリセヴィッチHCのコメント
明日の試合はチーム全員が戦う気持ちを強くもって、全力を尽くす。イランのチームはジュニアの時からあまり変動がない。ということはコンビネーションプレーや味方の癖をよく理解しているので、セカンダリーに気を付けなければならない。我々、経験のないチームはファンダメンタルを肝に命じ、これまでやってきたことを40分間実行出来れば、勝てるはずだ。勝負は何が起こるかわからないが、納得のできるゲームをして帰国したい。
選手のコメント
●網野選手のコメント…今日まで自分が納得できるプレーが出来ていないので、このままでは終わらせたくないです。イランはリバウンドやルーズボールにアグレッシブなのでそれには負けたくないです。とにかく、明日は今までやってきたことをぶつけて、勝ちたいです。●柏倉選手…いまのコンディションはいい状態です。実戦を重ねてきたので、自信もついてきました。ヘッドコーチが自分をコートに送り出す時はゲームの流れを組んで、自分の仕事をやるだけです。イランはどんなプレーも貪欲なので、受身に回らず気持ちの面でも負けないよう強い気持ちを持って試合に臨みます。最後の試合に勝って帰国し、次のステップに進みたいです。●五十嵐選手…自分にとってこのような公式の国際大会は先月のユニバーシアード大会に続き2度目なので、勉強になりいい経験をさせてもらっています。明日、出場する機会が与えられたら持っているもの全てを出し切り、チームに貢献したいです。イランは大きな選手が1対1を仕掛けてきたりするなど、どんなプレーも手を抜かないので、積極的にやっていきたいと思います。明日は悔いの残らないよう、そして次大会に繋がる頑張ります。

今日のトピックス
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