アジアバスケットボール選手権大会 / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2003年10月1日(水) @中国、ハルピン 前に戻る
(遠征第11日目)
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5〜6位決定戦
●日本 61-67 イラン○

今日の活動レポート

順位決定戦(5位ー6位)。選手達は11:00からミーティングを行い、ヘッドコーチから各ポジション別にイラン対策について、指示があった。その後、昼食をとる。14:50に試合会場に向かった。

16:00ティップオフ。前半(第1〜2ピリオド)、第1ピリオド、日本は立ちあがりから固さが取れず、ターンオーバーを連発する。一方、イランはしつこいディフェンスで日本を翻弄し、リードを広げる。(14−23)。第2ピリオドに入っても、日本はイランのディフェンスにアジャストできず、得点が続かない。逆にイランはオープンショットを確実に決め、点差を広げて終了。(28−43)

後半(第3〜4ピリオド)、第3ピリオド日本は漸く本来持っているディフェンスの力を発揮し、イランの攻撃力を封じ込める。残り3分までイランの得点を4点に抑えるが、日本の得点も単発に終わりなかなか点差を縮められない。(41−53) 第4ピリオド、動きの悪い日本はディフェンスリバウンドを取れず、イランに得点のチャンスを与える。しかし、残り6分#9仲村の3Pシュートを皮切りに、#15高橋や#7五十嵐の3Pシュートなどで残り3分には54−61の7点差まで詰め寄るが反撃もここまで。残り1分、日本はファールゲームに出るが追撃及ばず、61−67で終了。この結果、日本は今大会6位に終わった。

試合後、チームがホテルに戻る途中、大会の運営委員会より連絡が入り、#15高橋選手が今大会のベストリバウンド賞を受賞した事が伝えられた。その後、19:00から夕食をとり、最後のチームミーティング。ヘッドコーチは選手達に5ヶ月間の慰労をし、一人一人と握手を交わして、解散した。その後、ヘッドコーチの提案で、日本から取材に来た報道関係者を招き懇親会を開いた。

最終順位:1位中国(アテネオリンピックアジア地区代表)、2位韓国、3位カタール、4位レバノン、5位イラン、6位日本、7位カザフスタン、8位インド、9位シリア、10位ヨルダン、11位チャイニーズタイペイ、12位クェート、13位中国香港、14位ウズベキスタン、15位フィリピン、16位マレーシア

今日のスケジュール
11:00 フリー
11:30〜 ミーティング
12:00〜 昼食
13:50〜 テーピング
14:50〜 出発
16:00〜 試合 vs イラン
17:45〜 ホテルへ移動
19:00〜 夕食
19:30〜 ミーティング→解散
 
今日のコメント
パブリセヴィッチHCのコメント
今日の試合は#8青野選手、#11網野選手がプレーしない状況でよく頑張った。このチームの持ち味は十分に発揮されなかったが、コートに出ていった選手達は精一杯プレーし、最後まで勝ちにいく姿勢を見せてくれた。今日まで努力してきた選手達を誉めてやりたい。この経験が選手達の今後のバスケットボール人生の肥やしとなってくれることを望む。また、今大会の成績は自分が目標としていたベスト6に入ることだったので、満足している。今大会の試合内容はこの5ヶ月間私が思い描いていた基盤作りが出来たと思っている。この大会で平均失点が一番低いのは我々日本代表チームである。各国の報道関係者も我々に注目しており、日本の代表チームが変わりつつあることを感じたと言っていた。但し、今回のチームを作り上げたの決して私一人の力ではない。この経験の少ないチームがここまで纏まり、チームとして戦うことが出来たのは選手達はもちろんのこと、私の右腕となってくれたチームスタッフのお陰だ。そして、我々をサポートしてくれた日本バスケットボール協会の関係者を始め、我々に関わってくれた全ての方々の協力があってこそ、成し得たことだ。この場をお借りして、感謝申し上げたい。「全ての関係者の皆様、有難う御座いました。」日本の代表チームはまだまだ、世界のレベルで戦うには努力が必要だが、決して悲観するような状況ではない。この大会を通じて、私の中ではさらなる飛躍の為に日本の代表チームが何をしなければならないか、見つけることが出来た。今後の活動プランの骨子はもう出来ているので、帰国後関係者と打ち合わせの上、プランニングしていきたい。私としては今後も最大限努力し、明るい未来のある代表チームに育てていきたい。
高橋選手のコメント
今日の試合は前半、皆浮き足だって、自分達がやってきたバスケットが出来ませんでした。後半は少しずつ良くなってきましたが、あと1歩というところで、勝ちを逃がしてしまいました。自分自身、代表選手として長く活動していますが、今年のチームは若い世代で構成され、色んな意味でいい経験になったと思います。今のチームに必要なことは国際試合を多く経験することです。そして、このまま2006年の世界選手権まで歩み続ければ、期待のできるチームになると思います。自分はこの大会でベストリバウンド賞を受賞することが出来ましたが、それはあくまでもチームが勝つために自分がやってきたことであり、結果に過ぎません。私自身、今年はまた、日本でシーズンを迎えることが出来てとても嬉しく思っていますし、今度は所属チームの為に全力を尽くします。そして、2006年の代表選手に選ばれるように努力していきたいと思います。

今日のトピックス
今大会、日本は6位で終了。
#15高橋選手、ベストリバウンド賞
 

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