フィリピン戦から一夜明け・・・ 昨夜のフィリピン戦の終了が23:00近くだったこともあり、少し遅めの8:00から朝食を取り、10:00からの練習は各自のコンディションと調整の上、自由参加となった。朝食には体調不良で療養していた折茂選手も顔を出し、姿を見た選手たちは安堵の表情を浮かべていた。まだ万全ではないものの快方に向かっており、ベスト8決定戦以降の復帰を目指している。 vsスリランカ戦 ここまで2敗を喫した日本。今日は2敗同士のスリランカとの対戦。この試合に勝ったほうがベスト8決定戦へ進出することができる。もちろん日本は勝つことしか考えていない。前述の折茂選手も今日初めて試合会場に足を運ぶことができ、ベンチからともに戦う。 スリランカチームを紹介しておこう。中央アジア地区より出場。中央アジア地区からFIBAアジア選手権への出場意思を表明したチームが地区枠の2チームを超えなかったため、地区予選を実施せず、直接出場となった。平均身長183.1cmは今大会最小。先のインターハイで優勝した延岡学園高校とほぼ同等の平均身長である。 “自分たちのバスケットを取り戻すために重要な試合になる”ということを強調した倉石ヘッドコーチ。選手たちは連敗の鬱憤を晴らすように次々とシュートを沈め、スリランカを突き放す。しかしそれでもまだ完全にスリランカを抑えているわけではない。まだおとなしさを感じた倉石ヘッドコーチからはハーフタイムに“自分たちで盛り上げろ!コートの中でもっと声を出してやれ!”との指示が。 後半、オフェンスのペースはそのままにディフェンスでより激しさを見せる日本。#11網野選手を筆頭に積極的に声を出して盛り上げる。終盤は高い位置からのディフェンスでスリランカボールをことごとくスティール。そこから速攻を連発してダメ押しで加点。148点もの得点をたたき出し、スリランカを圧倒した。 予選ラウンド終了 今日で予選ラウンドが終了。各グループの順位が決定した。各ラウンドの順位は以下のとおり。 【グループA】1位:韓国(3勝) 2位:フィリピン(2勝1敗) 3位:日本(1勝2敗) 4位:スリランカ(3敗) 【グループB】1位:イラン(3勝) 2位:チャイニーズ・タイペイ(2勝1敗) 3位:クウェート(1勝2敗) 4位:ウズベキスタン(3敗) 【グループC】1位:中国(3勝) 2位:カタール(2勝1敗) 3位:カザフスタン(1勝2敗) 4位:インド(3敗) 【グループD】1位:ヨルダン(3勝) 2位:レバノン(2勝1敗) 3位:アラブ首長国連邦(1勝2敗) 4位:インドネシア(3敗)
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