決戦の地へ いよいよ出発の時を迎えた女子日本代表チーム。関係者や他競技の代表チームの見送りを受けながら、第8次合宿を開催していた味の素ナショナルトレーニングセンターを出発した。首都高の渋滞にはまったものの、8:20には成田空港に到着して無事にチェックインを済ませ、一路経由地のシンガポールへ・・・ と思い機内に乗り込んだ一行であったが、待てど暮らせど、離陸はおろか、ドックからも離れない。機内アナウンスによると通過空路管制のトラブルにより、離陸許可が下りないとのこと。当初は30分ほどの遅れかと言われていたが、離陸予定時刻を1時間過ぎても状況はかわらず。ふたたび機内アナウンスが入るが、状況好転の様相はなく、結局2時間の遅れをもって飛行機は離陸した。 経由地のシンガポールへは予定時刻より1時間遅れで到着。乗り換えて続きを早々に済ませて、いよいよインド・チェンナイへ向かう飛行機へと乗り込む。偶然、韓国チームとも同便となり満員に近い状態で約4時間。現地時間21:50(日本時間25:20)にインド・チェンナイ空港に到着した。 インド協会からの出迎えを受け、チームは滞在ホテルへ。街灯は中央分離帯にのみ付き、ほの暗い幹線道路を信じられないスピードで飛ばし、身体をぶんぶん揺さぶられるほど急ブレーキ+急ハンドルを繰り返す運転に時差ボケも吹き飛びながら30分ほどでホテルに到着。チェックインを済ませて部屋に入ったのが現地時間24:00すぎ。日本時間だと27:30。移動時間20時間以上の長旅にて決戦の地へ到着した。
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