活気のある練習 昨日の中国戦の後半で自分たちの持っている力を出したことにより、今日の午前中の練習は活気のあるものになった。約8時間後に試合の行われるメインコートで12名がのびのびとプレイ。ガード、フォワード陣は外角のシュート中心、センターは膝を曲げながらのゴール下へのアタックを中心に練習を行い、7号ボールの影響により確率が悪かったシュートも気持ちよく決まっていた。 中国の大応援団 最終日、中国の優勝がかかる試合ということもあって大勢の観客が集まり、会場は早くから騒然としていた。3位決定戦では親交の深いチャイニーズ・タイペイの応援に回り、場内に「チャイナ」コールが響き渡った。日本は完全アウェイの状況の中、銅メダルをかけてチャイニーズ・タイペイとのリベンジマッチを行った。 悪環境にも屈せず戦い抜いた日本代表 試合は序盤からこう着状態。なかなか点数が入らない状況となったが、後半に入ってディフェンスから勝機を見出した。審判の判定にも疑問が残ったが、コートに出ている選手たちは、我慢に我慢を重ねて最後は5点突き放しての勝利。最終戦をみごとに飾り、うれしい銅メダル授賞となった。 華やかな閉会式 中国優勝に沸いた体育館では、大会のフィナーレを飾るべく、華やかな閉会式が催された。真紅のチャイナドレスに身を包んだ女性がプレゼンテーターとともに1週間戦い抜いた選手たちを祝福。最後は中国の国家とともに紙吹雪が舞い、場内は興奮の絶頂となった。日本は3位の表彰台に立ち銅メダルを授与された。選手たちの表情は晴れやかだった。
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