イラン戦(前半) 第1ピリオド、イランはドライブインを多用し、フリースローで加点するのに対し、日本は#12梶山、#6桜井の3Pシュートで対抗し、開始4分、8-7と互角の展開となる。その後日本は#6桜井のダンクシュート、#14伊藤の1on1で連続得点。ディフェンスでもイランの高さを攻略し、12-7とリードする。たまらずイランはタイムアウトを請求するが、日本がリードを保ったまま17-11で第1ピリオド終了。第2ピリオド、日本は#10竹内(公)の3Pシュートや速攻、#9仲村の3Pシュートで開始5分28-18と10点差とする。イランは速攻を狙うものの、日本の速い戻りの前に得点につなげられない。その後も日本は#12梶山の速攻、#15竹内(譲)のジャンプシュートなどで加点、リードを広げ36-24と12点差で前半終了。 イラン戦(後半) 第3ピリオド、出だしから日本はディフェンスがうまく機能し、イランの攻撃を封じる。オフェンスでも#9仲村が3Pシュート2本、ドライブインで加点、リードを広げる。たまらずイランはタイムアウトを取り、ディフェンスをゾーンに切り替えるが、日本のオフェンスを止められず残り4分、49-27と22点のリードを許す。しかしここからイランは連続3Pシュートなどで追い上げ、51-36の15点差で第3ピリオド終了。第4ピリオド、序盤一進一退の展開となるも、イランはタイムアウトから再びゾーンディフェンスに切り替えると、日本は連続してシュートを落とし、3分間得点が止まる。その間イランは猛烈な追い上げを見せ、たまらず日本は残り4分に最後のタイムアウトを請求するが、リズムを取り戻せず残り2分30秒、63-58と5点差まで詰め寄られる。しかし日本は#7五十嵐がうまくボールをコントロールし相手のファウルを誘う。フリースローを確実に決めた日本が逃げ切り、72-61で勝利。日本は第5位で今大会を終えた。 世界選手権出場チーム決定 今大会の上位3チームが来年、日本で開催する世界選手権に出場する。最終日の結果、中国、レバノン、カタールの3チームがその切符を手にした。最終順位は以下の通り、優勝中国、2位レバノン、3位カタール、4位韓国、5位日本、6位イラン、7位ヨルダン、8位サウジアラビア、9位C.タイペイ、10位カザフスタン、11位ウズベキスタン、12位インド、13位クウェート、14位インドネシア、15位ホンコンチャイナ、16位マレーシア。 堀江日本大使 カタール・ドーハ市内にある日本大使館。その長は堀江正彦特命全権大使。堀江大使はカタールに着任されて丁度1年。これまでのスポーツではサッカーの日本代表が昨年、来た時に拝見されたらしいが、バスケは初めて。しかし、バスケの魅力を体感して頂いたからだろうか、殆ど毎日会場に奥様と一緒に足を運んで頂き、応援して下さった。また、カタールの日本人会の全メンバーにE-Mailで大使自らご連絡して頂き、応援を呼び掛けて頂いた。この場をお借りして、堀江大使夫妻並びに日本人会の皆さんに厚く御礼を申し上げます。連日の応援、本当に有難う御座いました。(男子日本代表チーム一同) 帰国 全ての日程を終え、チームは明日の夜、直行便にて帰国する。日本の到着時間は18日(日)の14時頃予定。ここでチームは一旦解散し、10月下旬に東アジア競技大会のため、再召集される。
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