10位 日本は敗れた・・・ 1960年第1回大会以来初めてベスト8を逃し、過去最低順位更新はすでに決まっていた。しかし、更新する順位は最小に食い止める必要があった。チームは存分に戦った。しかし、敗れた。 ついに迎えた最終戦。相手はカザフスタン。過去の公式大会対戦成績は3勝3敗。。ほぼ同様のメンバーで戦った先月のジョーンズカップでは70-75で敗れている。日本はカザフスタンオフェンスを封じる。選手全員が声を出し、相手の手の内を読む。インサイドをしぶとくしぶとく守り、シュートをぶれさせる。シュートがこぼれたリバウンドボールに飛び込む。 攻めては#7五十嵐が速いボール運びでチャンスを作る。40分間フル出場となったが自らのシュートも良く決まり、20得点を挙げた。#10竹内(公)もゴールに向かって攻め続けた。オフェンスリバウンド5本を含むトータルリバウンド10を挙げた。 日本はカザフスタンに何度迫られても再び突き放す。しかし第4ピリオド、終盤に追いつかれてからはなかなかボールを保持することが出来なくなり、ここぞとばかりにカザフスタンがインサイドにボールを集めて加点する。虚勢になる日本。しかし、こぼれたボールに飛び込み、最後の最後まで望みを捨てず逆転の機会をうかがった。 しかし、日本は敗れた・・・ 最終スコアは73-77。日本は今大会を10位という成績で終えた。さまざまなことが起きた今大会。しかしそれを言い訳には出来ない。コート上で目の前の敵を下す力が足りなかったのだ。今大会でアジアのライバルにことごとく敗れた日本。もう一度強い日本を復活させるためにこの屈辱は忘れてはならない。 日本は16日の大会最終日を待って、17日に日本に帰国する。
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