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■注目の全勝対決、日韓戦は韓国に軍配
日本は出足から韓国のタイトなディフェンスに対して後手に回ってしまい、一度も主導権を握ることないまま68-90で完敗した。韓国は今大会から復帰したベテランの#9チョン・ソンミン、#11パク・ジュンウンを起点として流れを作り、#10ピョン・ヨナの3Pシュート等で応戦。日本は司令塔#13大神の速い攻めが封じられ、また大事なところでのターンノーパーが多く、最後までリズムをつかむことができなかった。日本は予選リーグで初の一敗を喫した。
■注目の試合が目白押しの大会4日目
大会4日目を迎え、いよいよ予選リーグも大詰め。本日は注目の日韓戦をはじめ、レベルI最下位決定戦のタイ対マレーシア、チャイニーズ・タイペイ対中国の一戦があった。マレーシアと対戦し、今大会初勝利をあげたタイのキム・ジェウンHCは元韓国女子代表HC。94年仙台でのアジア選手権、94年世界選手権、98年バンコクアジア競技大会等で采配を振るっている名将であり、タイのヘッドコーチに就任したのは今年の3月。練習期間1か月半という短い期間で臨み、75-74で僅差をモノにした。「マレーシアは東南アジアの最大のライバル。今日の試合に勝つために、他の試合では秘策のディフェンスを出さなかったことが効いた。母国に帰って勝つことができたのは良かった。目標は12月の東南アジア大会も優勝すること」とコメントした。
もう一つの注目カード、チャイニーズ・タイペイ対中国の一戦は、中国が92-66で快勝した。中国は高さを生かして出足で11-1とリード。チャイニーズ・タイペイは機動力あるガード陣を投入して追い上げを図るが、ゴール下でイージーミスが響き、完全にリズムを失った。第4ピリオドに入って20点以上離れたところでチャイニーズ・タイペイはチェンジング・ディフェンスとオールコートプレスを仕掛けて追い上げを図るが、最後まで流れは変わらなかった。この結果により、チャイニーズ・タイペイの4位以下が決定。明日の予選リーグ最終戦にて、日本、中国、韓国の1〜3位が確定する。
■内海HCのコメント
今日の敗因は韓国のシュート率が高く、日本のディフェンスのプレッシャーが悪かったことがあげられる。また韓国はゲームスタート時からディフェンスのプレッシャーがあったので、ターンノーバーの数も多くなってしまった。ハ・ウンジュ選手に関しては、202�僂旅發気篭式劼任△蝓�韓国はうまく起用してきたが、そんなにやられることはなかったと感じている。予選リーグで一敗を喫してしまったが、この敗戦で出た課題をきちんと修正して決勝トーナメントに向けていきたい。
■大神雄子選手のコメント
今日のゲームは韓国の裏からの合わせと、ディフェンスでやられてしまいました。韓国はベテランが多いので、日本がもっとタイトなディフェンスを徹底して、相手を疲れさせるようなことをしていきたい。今日負けたことで全勝で予選リーグを抜けることはできなくなりましたが、ここからが自分たちのスタート。あと3試合、日本のバスケットボールをすることが目標なので、この敗戦を受け止めて、もう一度自分たちのゲームを見直したい。
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